山口市医師会は、医道の高揚、医学医術の発展普及と公衆衛生の向上とを図り、
もって社会の福祉を増進することを目的とする団体です。
萩の笠山の椿原生林で撮った2年前1月下旬の写真です。萩観光協会のサイトには2月中旬から3月下旬頃が見頃とありますが、この年は開花がずいぶん早かったようです。笠山北端の虎ガ崎に、約10haの広さに2万5千本のヤブツバキが自生していますが、このような椿群生林は他に類を見ないそうです。椿は花ごとポトリと落ちるため打ち首を連想させ、武家社会では縁起の悪い花とされていました。一方で、平安時代には魔除けの力を持つ高貴な花として、貴族に好まれていました。椿と山茶花(サザンカ)は花も葉もよく似ていますが、散り方が異なり、山茶花は花びらが一枚ずつ落ちます。 (撮影・文 尼崎 辰彦)